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呼吸にも姿勢が大きく関係しています。

姿勢が良いと呼吸の時に胸が膨らみますが、これは体に空気を取り込んで肺を動かすことで起こるもので、同時に肺を覆っている肋骨も動いています。

良い姿勢の呼吸では十分な酸素が体内に入りますが、姿勢が悪いと肋骨が正常に動かないため酸素の取り込みが少なくなってしまいます。試しに胸を張った時と猫背にした時の呼吸の違いを感じてみてください。

酸素が十分に体内に入らない場合、体が酸欠状態になり身体を動かさないように防御反応が起こります。そのために足がつったり、常に倦怠感を感じたり、偏頭痛が起こったり体に不調サインがでてしまいます。

酸素は人間が生きていくために必要不可欠なものなのに、体内では産生できません。だから良い姿勢で十分な酸素を得ることが体にとってすごく重要になるのです。

姿勢が悪いと起こる症状が精神的不安定になります。

姿勢が悪いと頭が体よりも前にでてしまい、首から後頭部の筋肉が異常に緊張してしまいます。

猫背になる→頭の位置が前になる→首から後頭部の筋肉が硬くなる→血管・神経が圧迫されるという流れで、圧迫された場所を通る自律神経の影響で心身の不調が現れるようになります。

キレイな良い姿勢を保つことで精神的にも安定し、健康で美しい自信のある人になれるのです。その姿はきっとランウェイを歩くモデルのように、周囲が羨むほど輝いて見えるはずです。